2025年 市況を読む【中古住宅】

需要安定で小幅な動き


相続や住み替えで供給増加は続く


2025年の中古住宅市況は、安定的な需要を維持しつつも緩やかな価格調整が進むと予想される。中古マンションが依然として高値を維持し、札幌市内中心部の需要が堅調に推移している一方で、郊外の戸建住宅は価格の横ばいもしくは微減傾向が見込まれている。
建物が古い物件では資産価値の低下や解体後の更地としての取引が進む可能性があり、持続可能なストック住宅の活用という点では課題が残るが、エンドユーザーにとっては郊外の戸建を中心に選択肢が増えると期待される。

この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。