2026年 市況を読む【建売住宅】

【建売住宅】市場二極化 成約戸数は減少


好立地物件は供給不足


札幌市内の建売住宅の販売・成約戸数を調査している日本アメニティクリエイト(札幌市)によると、2025年の札幌市内の建売住宅市場は出だしこそ比較的好調だったものの、下半期に成約数が失速し、年間累計成約数は前年比7.3%減の1100戸にとどまった。
未成約在庫数は年間を通じて700戸前後で推移し、そのうち200戸ほどは完成から1年以上が経過した長期在庫が占めている。成約価格は4000万円を境に明暗が分かれ、価格設定が不適切な物件が長期在庫化する傾向がはっきりと表れている。
国土交通省の新設住宅着工戸数統計を見ると、札幌市内分譲戸建(建売)住宅の1~11月の累計着工戸数は843戸で前年比7.5%減。着工戸数の減少と成約数の減少がほぼリンクしている。
供給事業者の中で在庫リスクを嫌って土地の仕入れを絞る動きが出たことが市場の減速感につながったという見方もできそうだ。

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