国土交通省は13日、中古住宅・リフォーム市場の健全な発展に向けた環境整備に取り組む事業者等を支援する「住宅ストック維持・向上促進事業」について、提案の募集を開始することを発表した。

本年度は、「住まいの価値向上プロジェクト2018」の一環として、4月よりスタートした「安心Ｒ住宅」について特別枠を設定し、優先的に支援を行う。

住まいの価値向上プロジェクト2018は、「良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業」に採択されたプロジェクトの略称で、関係主体が連携した協議会等が行う、良質な住宅ストックの整備やその後の維持管理、住宅ストックの維持向上・評価・流通・金融等の一体的な仕組みの開発・周知、当該仕組みの試行を支援する事業。

その他、住生活に関するニーズを一元的に受け付け、専門家が連携して助言・提案を行う「消費者の相談体制の整備事業」やリフォームのトラブル対応に備えた第三者委員会の設置や事業者選択ができるウェブサイト整備を支援する「リフォームの担い手支援事業」で募集を開始する。

募集方法の詳細は、一般社団法人住宅瑕疵担保責任保険協会のWEBサイトに掲載されている。募集締め切りは、2018年5月9日まで。

（参考）一般社団法人　住宅瑕疵担保責任保険協会
http://www.kashihoken.or.jp/homestock2/