三協アルミ 玄関ドア「ファノーバ2」を発売

「ファノーバ2」施工イメージ

三協立山㈱三協アルミ社(富山県高岡市)は、主力断熱玄関ドア「ファノーバ2」を発売。併せて、防火地域や準防火地域でも対応可能な防火タイプも同時発売した。

2016年から販売している「ファノーバ」をモデルチェンジし、暴風雨や台風から住まいを守るレジリエンス機能と新たなデザイン、カラーを追加した。また、全デザインで熱貫流率2.3W/㎡Kの断熱等性能等級5以上を確保する高断熱仕様を設定。

レジリエンス機能は、一部のデザインで一般的な土のうより高い、玄関ドア下端から200㎜の止水高さとなる浸水防止性能Ws-1等級を確保した。ドアに密着するタイト材が、大雨や河川の氾濫に伴う建物内部への浸水被害を抑制する。また、急激にドアを開けても70度以上の角度で動作が重くなり衝突を防止するバックチェック機能付ドアクローザや、最大瞬間風速51m/秒に耐える耐風圧性能S-3等級などを追求した。

デザインは「スロー&スマート」をコンセプトに、やわらかな曲線を感じさせる「リラックスカーブ」や個性的な陰影生み出す「クラシックリブモール」など、22デザインを加えて全69デザインにバリエーションを刷新。防火ドアは全51種類展開となった。また、カラーは新たにトレンドのグレイッシュカラーの3色をラインアップし、木肌の凹凸を感じさせる浮造り調カラーにはワイルドオークも追加。全20色から選べるようになった。

その他、電気錠・電池錠のエントリーキーシステムも「e・エントリー2」にモデルチェンジ。タッチ操作やボタン操作に加え、キー設定したスマートフォンを携帯すればドアに近づくだけでノータッチ解錠できるようになり、シチュエーションや使う人に合わせて施解錠方法の選択肢が広がった。

参考価格は、片開きドア、K2(高断熱)仕様、手動錠の場合で玄関ドアは35万5000円から54万5000円。防火ドアは52万5000円から83万円。
問い合わせ先は同社北海道支店。電話011(865)2020。