棟晶が自己破産申請へ

負債は約5億8700万円

棟晶(札幌市、早坂晶秀社長)は7月20日までに事後処理を弁護士に一任した。今後、自己破産を申請する予定。

同社は2010年に設立。木造新築工事を中心に戸建やマンションのリフォーム工事などを手掛けてきた。帝国データバンクによると、19年12月期には約6億5300万円の売上高を公表していた。

しかし、21年に入り、ウッドショックの影響もあって建築資材の調達に苦慮し、21年12月期の売上高は2億7200万円にダウン。大幅な欠損計上から債務超過に陥っていた。
負債額は21年12月期で約5億8700万円。