【2025年総決算】市場縮小でシェア争奪戦 住宅取得者のシビアな目

《注文住宅》波乱の一年は厳しい結果に


建築確認に振り回された持家着工動向


2025年の道内新設住宅着工戸数は、先行きの予測が非常に困難だった。ただ、表れつつある結果をみると、どうやら予想以上に厳しい数字が最終的に記録されることになりそうだ。
まず、着工戸数の動きが変則的だった理由は言うまでもなく、建築関連改正法の施行前後に発生した駆け込み建築確認申請とその反動、そして施行後に起きた審査の混雑だ。年間の着工戸数の推移をみるとその影響が顕著に表れている。
道内の持家一戸建、つまり戸建注文住宅は、1~3月の合計が1781戸で、前年同期比33.4%増。3月単月だと前年同月比80%増と、駆け込みが集中している。一方、4~6月の合計は1385戸。例年だと着工が本格化する時期に大きく落ち込み、前年同期比38.6%の減少だった。

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