【特集】暖かい家が寿命を延ばす②

温度差がないから、危険なヒートショックを起こさない

「ヒートショック」は、温度の急激な変化にともない、血圧が上下に大きく変動することによって起こる健康被害をいう。
冬場の入浴中に起こることが多く、暖房が効いた暖かいリビングから寒い廊下や脱衣所などに移動し、その後に熱いお湯の入った浴槽に入ることが要因。軽度では立ちくらみや失神、重度になると心筋梗塞、大動脈解離、脳梗塞など命に関わる疾患を引き起こしてしまう。

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