【特集】上位等級6、7施行

断熱性能の新時代

2050年カーボンニュートラルに向けて、住宅の省エネ性能に関する国の基準が大きく変化している。2025年までに原則すべての住宅、建築物に省エネ基準適合が義務化されるのに加え、住宅性能表示制度の断熱等性能等級においては、今年4月にZEH水準の等級5が、10月にはさらなる上位等級6、7が創設された。円安やインフレ、エネルギー不安など複雑な要因で全国的に住宅着工が落ち込む中、生き残りをかける住宅会社はどこに目標を定めるべきなのか。実際の設計事例も示しながら解説する。

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