国交省「こどもエコすまい支援事業」創設

国土交通省は11月8日、「こどもエコすまい支援事業」の創設を発表。令和4年度補正予算案に1500億円が盛り込まれた。

また、経済産業省と環境省が所管する「住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業等」に1000億円、経済産業省所管の「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」に300億円が計上された。

 

「こどもエコすまい支援事業」は、ZEHレベルを満たす高い省エネ性能を持つ新築住宅の取得に対し、1戸あたり100万円を補助する。子育て世帯・若者夫婦世帯を対象とする。

リフォームは開口部・躯体等の省エネ改修工事と省エネ改修に伴う子育て対応改修、バリアフリー改修、空気清浄機能・換気機能付エアコン設置工事等に対し、すべての世帯を対象に支援を行う。子育て世帯と若者夫婦世帯は最大45万円、既存住宅を購入すると最大60万に引き上げられる。そのほかは最大30万円で、安心R住宅を購入した場合は最大45万円を補助する。

「こどもエコすまい支援事業」のリフォームは、経産省と環境省の補助事業と併用できる。

「住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業等」は、高断熱窓の設置に対し、1戸あたり最大200万円を補助する。

「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」は、高効率給湯器の設置に対して支援。家庭用燃料電池が15万円、ヒートポンプ給湯機とハイブリッド給湯機は5万円補助する。

いずれも補助対象になる工事は11月8日以降に契約を締結し、事業者登録の申請日以降に着工したもの。ただし、「こどもみらい住宅支援事業」の登録事業者は、こどもエコすまい支援事業の事務局開設日以降に着工したものが補助対象となる。

詳しくは国交省ホームページより。

https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000215.html