国交省「2024年度人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」の募集を開始

国土交通省は4月11日、「2024年度人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」の募集を開始した。

同事業は、高齢者や障害者、子育て世帯など、誰もが安心して暮らせる住環境の整備を促進することを目的とし、ライフステージに応じて変化する居住ニーズに対応したモデル的な取組みを実施する民間事業を公募し、先導性が認められた事業を支援する。

支援する事業内容は以下の通り。
①課題設定型
設定された事業テーマに応じた先導的な取組への支援を行う事業
②事業者提案型
事業者が事業テーマを提案して行う先導的な取組への支援を行う事業
③事業育成型
上記①②の事業化に向けた調査・検討を支援する事業
④支援付き住宅型
多様な世帯への住まいの提供と、見守りや自立支援を併せて実施する取組みへの支援事業
⑤子育て住宅型
子育て世帯への住環境の提供と、見守りや自立支援を併せて実施する取組みへの支援
⑥子育て公営住宅型は、公営住宅ストックを活用し、子どもを産み育てやすい環境を整備する取組への支援を行う事業

いずれも要件は、新たな技術やシステムの導入や、多様な世帯の互助や交流の促進、子育て世帯向け住宅等の住まい環境整備を行うものであること。住宅・建築物を新築する場合は、省エネ基準に達すること。住宅の整備を行う場合は、住宅以外の機能の整備をあわせて行うこと。

補助対象は、「調査設計計画費」「住宅等の整備費」「技術の検証費」「情報提供・普及に要する費用」。
補助率は、建設・取得に要する費用が10分の1で、それ以外の費用は3分の2。
補助上限額は、1案件につき3億円。事業育成型のみ500万円。

応募締切は、①②③の第1回締切が7月11日(木)で、採択予定は9月中旬頃。第2回は9月26日(木)で、採択は12月下旬頃を予定している。④⑤⑥の締切は12月13日(金)で、2025年1月下旬頃までに随時採択する。
応募方法は、住まい環境整備モデル事業評価事務局のホームページから申請書をダウンロードし、電子メールで提出する。
http://100nen-sw.jp/application/index.html

問い合わせ先は同事務局。メールアドレス info@100nen-sw.jp