ヒノキヤグループ 桧家住宅に「Z空調」標準搭載へ
ヒノキヤグループ(東京都)は7月8日、自社開発の全館空調システム「Z空調」を同グループの注文住宅ブランド「桧家住宅」において、7月契約分より建物価格に含まれる標準設備として取り扱うと発表。Z空調のさらなる普及を進める狙いがある。
同社は、Z空調を国内の戸建住宅向けに有償の追加設備として提供しているが、桧家住宅は建物価格を据え置くことで、追加費用なしで「Z空調の家」を建てられる。
Z空調は、同グループの子会社である日本アクアが提供する断熱材『アクアフォーム』で建物の断熱・気密を高め、空調をダイキン工業、換気を協立エアテックが担う全館空調。独自技術により導入コストを抑え、電気代は壁掛けルームエアコンと同等程度という。2016年12月に発売を開始し、23年12月時点での累計販売棟数は26,000棟。
問い合わせ先は、同社の札幌森林公園展示場。電話011(807)0503。