2024年市況を読む① 新築・中古不振でリフォームに期待

【注文住宅】価格上昇と需要減の悪循環続く


土地値下がりのエリアで一定の動きも


2023年の戸建注文住宅市場は年間を通じて記録的な不振が続き、新設住宅着工戸数は年間1万戸を割った22年をさらに下回るペースで推移した。年末に発表された11月末時点のデータでは、1~11月の全道の持家の累計着工戸数は7702戸となり、年間戸数が64年ぶりに9000戸を割り込むのはほぼ確実とみられる。
土地の価格は、高止まりしているものの比較的落ち着きが見られる。

この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。