【特集】新卒採用へのアプローチ 第2弾②

学生の就活を担当教員に聞く


先輩が活躍する企業に魅力


旭川工業高校 建築科教諭 西川聡仁氏


旭川工業高校建築科の前年度の卒業生は36人で、そのうち進学が約4割、就職は約6割だった。地元志向が強く、例年、7割ほどが旭川市内の建設会社や住宅メーカーに就職するという。職種はほとんどが施工管理で、その他、大工や設計などがわずかだがいる。
同科教諭の西川聡仁氏は、「去年から大工を希望する生徒も増えてきた」と話す。施工管理で人に指示するより、現場で自分の体を動かす方が好きという理由からだ。生徒はインターネットやSNSなどでさまざまな情報を得るが、そこで施工管理という仕事が、自分には向いていないのではないかと考えてしまう生徒もいる。

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