CLT採用による木質壁構造の住宅「キラクノイエ」

キラクノイエ

アキュラホーム(本社:東京)は5月19日から、アキュラホームグループ創業40周年事業として、「暮らしの多様性を叶える」住宅“キラクノイエ”アキュラホーム港北展示場(ハウジングメッセ港北インター住宅公園内)をオープンした。

同展示場は、日本を代表する建築家 原田真宏氏・原田麻魚氏(MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO)によって。「多様な暮らしの器となる居住空間」をテーマにつくられたもの。

アキュラ

 

キラクノイエは、CLT採用による木質壁構造で、居室内は従来の木造住宅では難しかった開放的でここちよい大空間を、室外との一体感もあわせて演出する。

CLTとは、Cross Laminated Timberの略称で、ひき板を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系の新素材。構造躯体として堅牢に建物を支えると共に、断熱性や遮音性等の複合的な効果も期待できる新しい構造材であり、次世代の家づくりのスタンダードとして注目を集めている。また林野庁は2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会の競技施設や選手村の食堂などの仮設物にCLTを活用することなどを検討しており、国内でのCLT普及に期待がかかる。

アキュラホーム