正和住設 採熱システムの実証データ公開

太陽熱×地中熱のヒートポンプを実用化


■建坪内での採熱

住宅設備工事の正和住設(石狩市)を代表者とする共同事業体はこのほど、道の2022年度環境・エネルギー産業総合支援事業(開発支援事業)で採択された「太陽熱システム組み合わせによる地中熱ヒートポンプの新しい採熱工法の検証事業」について、厳冬期の検証結果を公表。同工法のシステムの見学会を開催した。
札幌市内から工務店やメーカー、建築家らが見学に訪れた。
地中熱ヒートポンプが暖房のために使った地中の熱を、太陽熱コレクターを用いて回復させることで、地中熱ヒートポンプの建坪内での十分かつ繰り返しの採熱が可能になるかを検証した。

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