北海道ガス コージェネ大賞2022理事長賞を受賞

(一財)コージェネレーション・エネルギー高度利用センター(コージェネ財団)は11月30日、2022年度コージェネ大賞の受賞案件を発表。

民生用部門・最高位の理事長賞に、北海道ガス(札幌市)の「積雪寒冷地の特性を踏まえたエネルギーの面的利用、CEMS・再エネを活用した、省エネで災害に強いまちづくりへの取り組み〜46エネルギーセンターへの導入事例〜」が選ばれた。

そのほか民生用部門5件、産業用部門6件、技術開発部門4件の合計16 件が受賞。2023年2月3日(金)に開催予定の「コージェネシンポジウム2023」において表彰式を行う。

コージェネ大賞は、優れたコージェネレーションシステムを表彰することにより、その有効性や社会の認知を広げ、システムの普及促進を行うことを目的に2012年度より開始した制度。

コージェネレーションシステムとは、一つの熱源から電力と熱の二つのエネルギーを生産し供給するシステムの総称で、国内では「コージェネ」あるいは「熱電併給」などと呼ばれる。内燃機関(エンジン、タービン)や燃料電池で発電を行い、その際発生する熱を活用する方法や、蒸気ボイラーと蒸気タービンで発電を行い、その蒸気の一部を熱として活用する方法がある。