（一財）北海道建築指導センターは、「北方型住宅パッケージ」に、10月1日から長期使用構造等確認申請を選択できるようにした。

長期使用構造等確認は、住宅ローン減税や地域型住宅グリーン化事業など国の補助金交付の対象となる長期優良住宅の認定に必要な技術審査で、住宅建築業者などから追加の要望が多く寄せられていた。

北方型住宅パッケージは、①住宅性能評価申請②住宅履歴情報保管申請③建築確認申請（道内全域）の同時申請で北方型住宅の確認証がもらえるサービス。10月からは①に長期使用構造等確認申請が選択肢に加わり、以前より使いやすくなった。

パッケージの利用で手数料も割引になる。一般的な住宅の場合、①、②、③の合計手数料は9万6500円だが、同時申請によって6万8600円と、履歴情報保管申請手数料とほぼ同額の2万7900円の割引になる。
問い合わせ先は同センター。電話011（241）1893。