吹付ウレタン断熱工事用原液(A種1H)の供給不足が回復

(一社)日本ウレタン断熱協会は3月28日、吹付ウレタン断熱工事用原液(A種1H)の供給状態が回復する見込みであると発表した。

同協会は、昨年の11月14日にA種1Hによる吹付ウレタン断熱工事が遅延する懸念があること、本年1月27日には供給状況がさらに悪化し継続して遅延する見込みを公表していた。

供給不足の原因は①昨年8月と9月の二度にわたるハリケーンによって発泡剤HFOの製造元であるハネウェル社の米国工場が被害を受けた②中国工場が電力不足により生産量が低下していること削除━━の二つだった。

現在、ハネウェル社の各工場が稼働し始め、また、かねてより生産体制を強化するため建設を進めてきたインド工場が4月末に建設完了の見込みであることを伝えた。→完成すると見込まれる。これを受け同協会は本年秋以降には発泡剤HFOの供給が安定すると見込み、今後新規着工予定の物件については、従来通り吹付硬質ウレタンフォームA種1Hの使用を推奨していく方針を示した。

問い合わせ先は同社。電話03(3667)1075。