石油連盟 道石油システムセンターを閉鎖

2022年3月末で

石油連盟は10月28日、道内の出先機関である北海道石油システムセンター(藤井勝実所長)の事務所を2022年3月31日(木)に閉鎖すると発表した。

4月以降は本部の石油システム推進室に業務と機能を統合し、セミナーや大規模展示会への出展など、道内での石油燃焼機器の普及促進活動や石油および石油機器に関する正しい知識啓発に向けた活動を継続する。

石油連盟の出先機関としては、2017年に東北石油システムセンターを閉鎖して本部に統合した経緯があるが、道内は灯油をはじめとした石油製品の一大消費地であることから、北海道石油システムセンターの存続を決めていた。しかし、石油産業を取り巻く環境の変化は大きく、同連盟の事業全体を見直すとともに、さらなる効率的な事業運営を行うため閉鎖を決めた。

同センターは1997年の設立以来約25年にわたり、道内住宅業界などを対象に石油製品の消費拡大に向けた啓蒙活動を行ってきたが、今後は本部が中心となって新たな展開を模索することになる。

本部石油システム推進室の電話番号は03(5218)2303。