北ガス「エネファーム」10月1日に新製品発売

寒冷地仕様のエネファーム

北海道ガス(札幌市)は10月1日より、パナソニック(大阪府門真市)と共同開発した寒冷地仕様の家庭用燃料電池「エネファーム」の新製品を発売する。

新商品の特徴は4つ。

①「停電そなえ発電」機能。気象サイトを運営するウェザーニューズ(千葉市)と連携。停電リスク予測情報を取得した場合、停電発生に備えて48時間連続発電を行う「停電そなえ発電」モードに自動で切り替わる。実際に停電が発生した場合はエネファームが発電を継続する。

②「ヒーター給湯」機能。災害時などにガスの供給が停止した場合、エネファームが検知しリモコンにメッセージを表示する。手動でヒーター給湯に切り替えると電気ヒーターでお湯を作り、貯湯タンクにお湯を貯めることができる。

③「LINEのエネファーム(パナソニック提供)」を利用することで、外出先からトーク画面でエネファームの状態を確認・操作できる。アプリ上で発電実績と電気・ガス・お湯の使用量の確認も可能。

④無線通信機能を標準搭載。エネファームの稼働状況を遠隔で把握することで、効率的な保守点検サービスを行う。

都市ガス向けモデルの価格(税別)は228万円、LPガス向けモデルは249万円。販売エリアは札幌市、小樽市、函館市、石狩市、北広島市、北斗市、千歳市、北見市。千歳市と北見市は都市ガス機のみ販売する。