リンナイは10月1日より、浴室を自動で温めヒートショック対策に有効な温水式浴室暖房乾燥機を発売する。寒い浴室と熱いお湯の温度差で起きやすい「ヒートショック」のリスクや体への負担を低減する。

浴室暖房乾燥機に2つのセンサーを搭載した。人感センサーは浴室内の人の動きを感知、温度センサーは浴室内の温度を感知し、あらかじめ設定された入浴時間内に自動で最適な暖房運転を行う。入浴前に浴室の温度が低い場合は30度になるよう暖房運転を行い、入浴中は風が直接当たらないよう風向きを制御。浴室から人がいなくなると運転を停止する。

カビの成長をミストで抑制する「カビガードミスト」機能を搭載したモデル(RBHMシリーズ)もラインナップ。ミストと温風で浴室内を一定時間、高温・高湿に保ちカビの成長を抑制。その後自動で乾燥運転することでカビ菌を抑える。2週間に1回、同機能を使うことで床面を含む浴室全体のカビの成長を抑えられるという。また、同シリーズは100マイクロメートルほどの微細な水滴を噴射する「スプラッシュミスト」機能も搭載。低温で湿度が高く、ドライサウナと比べて体への負担が少ないミストサウナを使用できる。

適用サイズはユニットバスが1.5坪以下。換気室数が1室のスタンダードタイプ(RBHシリーズ)の価格(税込)は13万6400円、スプラッシュミストタイプ(RBHMシリーズ)は26万4000円となる。