道銀 「北海道経済の展望」を発表

21年度住宅着工 3万2304戸

北海道銀行は12月1日、2021年度北海道経済の展望を発表した。
新設住宅着工戸数について、20年度上期(4〜9月期)は前年同期比6.3%減だった。前年の消費税の引上げに伴う駆け込み需要の反動に加え、新型コロナの影響により持家や貸家、分譲マンションが前年を下回ったことによる。

20年度下期(10〜3月期)は、持家は雇用や所得情勢の悪化で前年を下回ると予想。しかし貸家の減少傾向に底入れの兆しが見られることから、わずかながらプラスに転じると見込んだ。
上期と下期を合わせた20年度は3万1362戸(前年比3.5%減)と見込んでいる。

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