旭トステム Danサイディングに新色

木目柄にダークカラーを追加

旭トステム外装(東京都)は、金属外装材の「Danサイディング」に新色を追加し、8月1日から販売を開始した。

新色のモダンな「アッシュ」

従来のスチール深絞りシリーズiD塗装品の中の木目柄デザイン、プレシャスウッドⅡSFに、新たにグレー調のシックなダークカラーで、モダンなイメージに使える「SWプレシャスアッシュF+」を追加した。
新色は近年人気の黒や白などモノトーンの外観の流れをくみ、同社では「木目調は人気があり、出荷数が増えている。従来はベージュやブラウンが中心だったが、全国的にシックな色を望むお客様が多く、そのニーズに応えた」と話す。
同シリーズは、板ごとに色ムラを付け、単調に見えない自然な張り上がりが特徴。精度の高いインク吹き付けにより繊細な色の違いを表現するiD塗装によって、本物の色合いを再現している。

セルフクリーニング機能を備えたセルフフッ素コートを施しており、耐候性も高い。塗膜の変色・褪色に15年保証が付いている。
また、ニュースタンダードシリーズのジオストライプSにも新たに「エストホワイト」と「エストグリーン」の2色を追加。これも、「お客様の要望に応えた」もの。
とくに深みのある緑を表現したエストグリーンは「他社にない色」(同社)で、発売前からすでに複数の受注があったという。

同シリーズは、2つの傾斜角を組み合わせており、光のあたり方や見る角度によって表情が異なることが特長。
表面材に次世代ガルバリウム鋼板SGLを採用しており、耐食性が高く、サビが出にくい。
サイズは、いずれも10尺(長さ3030㎜、幅370㎜、厚さ15㎜)と12.5尺(長さ3788㎜、幅370㎜、厚さ15㎜)の2種類を用意。
1坪あたりの価格(税別)は、スチール深絞りシリーズが約2万1500円。ニュースタンダードシリーズは約1万7900円。
問い合わせ先は同社北海道営業所。電話011(795)5360。