（一財）北海道建築指導センターの新理事長に、4月1日付で前・道建設部建築企画監の平向邦夫氏が就任した。平向氏は道の住宅行政のトップとして北方型住宅2020の策定や、道が運営する「みどり野きた住まいるヴィレッジ」（空知管内南幌町）の事業を進め、道内住宅業界を下支えしてきた。道の本庁からの理事長就任は8年ぶり。平向氏は「収益事業と公益事業のバランスを取りながら道民に還元していきたい」と抱負を語る。道内住宅業界に対する認識や、北方型住宅2020、きた住まいる制度の普及促進など、同センターが新たに取り組む予定の事業について話を聞いた。