国交省 2020年度「地域型住宅グリーン化事業」のグループ募集を開始

国土交通省は4月6日、2020年度の「地域型住宅グリーン化事業」のグループ募集を開始した。

同事業は、地域における木造住宅の生産体制の強化、環境負荷の低減等を図るため、地域の木材関連事業者、流通事業者、建築士事務所、中小工務店等が連携して取り組む省エネルギー性能や耐久性等に優れた木造住宅・建築物の整備を支援するもの。

補助対象となる木造住宅・建築物と補助上限額は、①長寿命型(長期優良住宅:新築)110 万円/戸、②高度省エネ型(認定低炭素住宅及び性能向上計画認定住宅:新築)110 万円/戸、③ゼロ・エネルギー住宅型(ゼロ・エネルギー住宅:新築および改修)140 万円/戸、④省エネ改修型(省エネ基準を満たす住宅:改修)50 万円/戸、⑤優良建築物型(認定低炭素建築物等一定の良質な建築物:新築)1万円/㎡。

長寿命型、高度省エネ型、ゼロ・エネルギー住宅型については、主要構造材(柱・梁・桁・土台)の過半に「地域材」を使用する場合 は20 万円を上限に加算、キッチン・浴室・トイレまたは玄関のうちいずれか2つ以上を住宅内に複数箇所設置する場合は30 万円を上限に加算する。

応募期間は5月13日(水)まで、郵送等により応募書類を受け付ける。
応募要領や応募書類等の詳細については、同事業評価事務局のホームページに掲載している。

同事業の採択結果については、6月25日(木)に通知予定。

問い合わせは、地域型住宅グリーン化事業 評価事務局まで。電話03-3560-2886