ワールドHD 豊栄建設の全株式を売却

ワールドホールディングス(福岡市、東証一部上場)は1月23日、特定子会社である豊栄建設(札幌市)の全株式をエンデバー・ユナイテッド(東京都)が運営する投資ファンドに譲渡することを発表した。

エンデバー社は、2019年6月にロゴスホーム(帯広市)に出資している。ワールド社は、「ロゴスホームと協働することで、帯広と札幌の地域補完のみならず、ロゴスホームがフィリピンに持つオフショア設計拠点の共同利用や新商品の共同開発、相互の拠点の共同利用等無数のシナジーが生まれ、豊栄建設のさらなる成長に資すると考えたことが売却先の選定理由」としている。

豊栄建設の18年12月期の売上は79億5200万円、当期純利益は3億1100万円。株式譲渡日は3月上旬を予定する。譲渡価額は非公表。