フジタと長府製作所が共同開発、風と音を抑えた寝室用パネルエアコン「眠リッチ」発売

大和ハウスグループのフジタ(東京都)と住宅設備機器メーカーの長府製作所(山口県下関市)は、静かで風が気にならない寝室用パネルエアコン「眠リッチ」を共同開発し、6月12日に発売する。

同商品は、送風を用いる一般的なエアコンとは異なり、赤外線を利用した放射冷暖房システムを採用。空気の熱エネルギーを効率よく赤外線に変換しながら放射し、室内を直接加熱・冷却する。赤外線を使用することで部屋全体をムラなく冷暖房できる。
また、エアコンの風が直接体に当たらず周りの空気層を乱さないため、喉や肌の乾燥を防ぐ。
このほか、低速ファンにより風切り音の発生も少なく静かな運転音を実現し、睡眠時に最適な室内環境でストレスを低減する。

今後、全国のマンションや戸建住宅などへ順次導入を目指し、全国のデベロッパーや住宅メーカー等の事業者や一般消費者への提案を進める。

眠リッチ