国交省 誰もが安心して暮らせる「住まい環境整備モデル事業」の募集を開始

国土交通省は5月22日、誰もが安心して暮らせる「住まい環境整備モデル事業」の募集を開始した。

同事業は、ライフステージに応じて変化する居住ニーズに対応し、高齢者、障害者、子育て世帯など誰もが安心して暮らせる住環境の整備を促進するため、モデル的な取組みを行う民間事業者等を公募し、先導性が認められた事業に対して支援するというもの。

要件は、高齢者等の居住の安定確保及び健康の維持・増進に資する住まいづくり・まちづくりの推進の事業成果に関する情報を公開し、新たな技術やシステムの導入または多様な世帯の互助や交流の促進に資すること等。

対象事業は、①課題設定型、②事業者提案型、③事業育成型の3つ。
①課題設定型の事業テーマは5つで、長く健康に暮らせる高齢者住宅の整備、早めの住み替えやリフォームに関する相談機能の整備等。
②事業者提案型は、事業者が事業テーマを提案して行う先導的な取組みへの支援を行う事業。
③事業育成型は、①②の事業化に向けた調査・検討を支援する事業。

補助率は、建設工事費の1/10、改修工事費の2/3、技術検証費の2/3等。

応募期間は9月30日(月)まで、郵送で申請書を受け付ける。
申請要領や様式等は、同事業事務局のホームページに掲載している。

選定方法は、提案者によるプレゼンテーション(予定)、評価委員会での評価・審査を踏まえ、7月16日までに提出されたものは8月下旬、9月30日までに提出されたものは11月上旬を目処に選定する。

問い合わせは、住まい環境整備モデル事業評価事務局まで。電話03-5843-0380。