慢性的な職人不足対策に

製品・サービスで施工省力化進める

建築業界全般の問題として、慢性的な職人不足が深刻化している。職人の労働市場は高齢化による離職が若年層の新規就労を上回っており、今後も労働人口は減り続ける見通しだ。現在の住宅市場の施工物件数に変化がないと仮定した場合、ひとつの現場で作業をする職人の数はますます減少するだろう。こうした状況では職人個々の施工能力を高めるか、資材の施工省力化を進めることが重要になる。建材メーカー各社は職人不足に対応した施工省力化製品の開発に力を入れている。また、建材だけでなく設計や各種申請業務のサポートソフトの開発も進んでいる。現場の省力化を進める製品・サービスをまとめた。

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