スノーピーク、荒正、東北芸術工科大学が山形市に高性能エコハウス住宅街

スノーピーク(本社:新潟県)、荒正(本社:山形県)、東北芸術工科大学は、山形市前明石地区に山形県内初となる高性能エコハウスとアウトドアリビングが集積する住宅街を開発分譲する。

同プロジェクトは、東北芸術工科大学が街の全体プランとともにエコ住宅の開発とデザイン、ファースの家で実績のある荒正が住宅の建設を担当。スノーピークは、東北芸術工科大学と共同で住宅のデザインを行うほか、街区に設ける広場や住宅に「野遊び」の要素を取り入れるアウトドアリビングの提案を行う。

スノーピーク

「山形エコタウン前明石」は、従来の宅地区画割りの常識から離れ、小道や植栽による境界に複数の家が集積することで、街全体の豊かな空間を実現。共用空間の一角には、スノーピークと世界的建築家、隈健吾氏デザインによるモバイルハウス「住箱―JYUBAKO―」を設置。住民同士の憩いの場となるだけでなく、防災備品としても活用できる設計。

住宅は、「土間のある家」「デッキテラスのある家」「吹き抜けのある家」の3タイプが選択でき、金山杉100%を使用した高い断熱性を誇る高性能住宅が、全20戸分譲される予定。2018年10月の着工を目指す。

山形