「木造先導プロジェクト2018」第1回採択プロジェクト決定

国土交通省は、2018年度サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)の1回目の募集について、4件のプロジェクトを採択した。

採択されたのは、成城学園による「成城学園初等学校本校舎建替工事」、三菱地所によるローコストのCLTを用いた「(仮称)千代田区岩本町3丁目プロジェクト」、竹中工務店による12階建てRC建築物の主要構造部に木構造を部分的に採用した「(仮称)東陽3丁目計画」、島根県海士町による壁面をCLT現し仕上げとする「海士町ホテル魅力化プロジェクト・ジオ拠点施設」の4件。

海士

 

また、今年度2回目の事業提案の募集も開始した。対象事業は、先導的な設計・施工技術が導入される一定規模以上の建築物の木造化を実現する事業(一般建築物)とCLT等新たな木質建築材料を用いた工法等による、建築実証と居住性等の実験(木造実験棟)の2事業。募集期間は9月27日まで。プロジェクトの採択は、2018年11月下旬を予定する。