先進的窓リノベ2024事業事務局は10月30日、前年度の先進的窓リノベ事業ですでに補助金を受けた工事を再度申請する重複申請があるとして、申請前の確認を厳に行うよう事業者に注意を呼びかけた。

重複申請について同事務局は、たとえ故意ではなくても「事業者登録の停止を含めた厳しい処分を下す可能性がある」と警告した。
事業者登録が停止された場合は、一切の新規申請が出来なくなる。また、同じ事業者がその時点で申請中のその他の工事については、個別に確認して対処するという。

現時点で停止処分となった事例はないが、環境省の担当者は「現在もいくつか調査中。登録停止は厳しい処分だが、各事業者はそのようなことがないよう申請前の確認をしっかり行ってほしい」と話した。

なお、前事業の補助金の交付状況について、同事務局は回答できない。
同事務局は、前事業を含む国の他の補助金の交付の状況は、事業者が保管する「交付決定通知」や前事業のポータルからダウンロードした申請情報一覧、施主（共同事業者）が保管する「交付決定のお知らせ」などを参照するよう呼びかけている。