6割が「回復の見通し立たない」
【独自アンケート】大手・中堅20社に聞いた注文住宅市況
2024/8/15
道内の戸建注文住宅市場は低迷状態が長く続き、回復の見込みがないまま下期を迎えた。1~6月の注文住宅の累計着工戸数は統計を確認できる1979年以降で最も少なく、年間戸数も前年を下回る公算が大きい。この住宅不況はいつまで続くのか。北海道住宅通信社は、道内で戸建注文住宅を販売する大手・中堅住宅会社24社を対象に受注状況等に関するアンケート調査を行い20社から回答を得た(回答率83.3%)。1~6月の受注戸数、新規集客数ともに増加と減少が拮抗するなど、企業間の格差が広がる中で、市況回復が当面見込めないとの回答が6割を占めた。(調査期間=7月16日~29日)