積水化学工業が1月から「北海道開発室」を新設

北海道セキスイハイム(札幌市)の親会社である積水化学工業(東京都)は、1月から道内向け住宅商品の生産部門と開発部門の体制を変更する。

生産部門の北海道セキスイハイム工業(岩見沢市)をセキスイハイム工業(埼玉県蓮田市)の100%出資子会社とする。

また、開発部門の北方住文化研究所(札幌市)の機能を積水化学工業の住宅カンパニー開発統括部に移管し「北海道開発室」を新設する。

これにより生産部門については、既に一体的に運営している本州7工場と合わせて国内のセキスイハイムの全ての生産工場の運営を一体化し、購買・生産・物流のさらなる効率化を図る。

開発部門については、本州向け商品開発部門との融合により、寒冷地仕様などの技術・ノウハウの水平展開や効率的な仕様開発を推進し、エリア別商品の開発力を強化する。

北方住文化研究所は1月から事業活動を停止し、3月に解散を決議する予定。