【2023年総決算】《中古住宅》再販業者の仕入控え顕著に

戸建、MSいずれも動き鈍く

2023年の札幌市内の中古住宅市場は、戸建・マンションいずれも停滞し、動きの重い一年となった。
30~40代のファミリー層を中心に、ファミリータイプの4LDKや駅近物件、程度のよい築浅物件などはまだ動いているが、全体では集客や問い合わせは減少傾向。暮らし全般にわたり物価高が続き、生活防衛によるユーザーニーズの減退から、様子見するエンドユーザ―が増加したことが要因とみられる。

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