東リ 卵の殻を使った新床材発売 12月より

東リ(兵庫県伊丹市)は、新床材LCTシリーズ「バイオミックストーン」を12月8日(金)に発売すると発表。また、同日に「LAYフローリング ピタフィー」の新色も発売する。

バイオミックストーンは、原材料の一部をバイオマスでの「卵の殻」に置き換えた、ノーワックス仕様のコンポジションビニル床タイル。タイル1枚あたりで卵の殻を約80個使用している。

粘土を練り合わせるようにして生まれる独特の意匠性が特長で、摩耗しても全層にわたり模様が持続する。また、定期的なワックスメンテナンスが不要で美観を維持できる。

2023年度グッドデザイン賞を受賞したほか、(一社)日本有機資源協会が認定するバイオマスマークを取得した。参考価格(税別)は1㎡あたり5500円。サイズ規格は600×600㎜(面取なし)、全厚3㎜。

また、既設の床に自分で貼ることができるセルフリフォーム吸着床タイル「LAYフローリング ピタフィー」には新色を追加。石目柄を新たに加え、木目柄のラインアップを拡充した。付け剝がしが簡単で跡が残らないため、賃貸住宅でも利用できる。参考価格(税抜)は1㎡あたり4980円。

問い合わせ先は同社札幌ショールーム。電話011(833)1730。