城東テクノ 高まる漏水リスク対策に「防水役物」発売

城東テクノ(本社:大阪)は5月10日、同社の外装部材ブランド「GAISO」から、省施工で高効率な雨仕舞を実現する「防水役物」を発売した。

防水役物窓用

 

同社によると、新築瑕疵保険住宅約66万件(2008年12月~2015年9月末迄)の事故累計では、93.9%が雨漏りであり、雨水の浸入部位の65.9%は、外壁開口部・バルコニー廻り・軒と外壁の取合い部の3大部位が占めているという。

ゲリラ豪雨などの異常気象の増加に加え、近年の軒が極小化した建築様式の変化で、外壁の雨掛り面積が増大。外壁からの雨水の浸入リスクが増加している。

一方、住宅建築の防水処理は、透湿防水シートと防水テープによる二次防水処理が主流。 防水テープによる処理は、建物の凹凸部や円形部を塞ぐ際に小さい隙間穴(ピンホール)が発生し漏水リスクが指摘されている。

同社では新商品の「防水役物」により、雨漏りの3大部位である「配管、窓・サッシ廻り、バルコニー用」を省施工で、かつ高い水密性により高効率な雨仕舞を実現できるとしている。

<誰でも簡単に均一な防水処理が可能>
配管に差し込んだまま、 防水テープのはくり紙をはがすだけ。 均一に壁と配管を圧着できる簡単施工の防水役物。

防水