「内定が 出たなら出たで また悩む」建設・住宅・不動産の内定は早い傾向

ディスコ(本社:東京)は5月16日、2019年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に、5月1日時点での就職活動に関する調査を行った結果を発表した。

同調査は、2018年5月1日~7日に学生モニターに対して行われ、1,197人の回答を得た。

一人あたりのエントリー社数の平均は28.5社で、前年同期調査(35.9社)より7.4社下回る。企業単独セミナーへの参加社数は12.0社で、こちらも前年(14.1社)を下回っており、売り手市場を背景に学生が企業を厳選している姿がうかがえる。

内定率

 

一方で、5月1日現在の内定率は42.2%と、前年同期実績(37.5%)を4.7ポイント上回っており、企業側は優秀な人材の早期囲い込みに動いているようだ。

内定業界は「情報処理・ソフトウエア」「調査・コンサルタント」「建設・住宅・不動産」の順。内定企業の従業員規模は「1,000人~4,999人」29.2%、「5,000人以上」25.5%と、月を追うごとに大手企業の占める割合が増加している。

また、同社では「就活川柳」として、全522作品から佳作11首を公開している。

就職川柳