ニッシンイクス（山口県）は、室内に貼るだけでコンクリート壁を実現する内装用不燃化粧パネル「INORGA（イノルガ）」を6月8日に発売した。
コンクリートと同じ成分なので、セメント由来の本物の質感の壁に仕上がる。

パネルは1㎡あたり約10kg程度と軽量。乾式工法で、現場での切断加工もタイルやブロックより容易なので施工性が良く、コストを抑えて工期の短縮にもつながる。また、CO2排出量や廃棄汚染の影響を抑え、環境にも優しい。

厚さは4㎜で、幅600㎜、長さ600㎜の「イノルガ6060」と、幅450㎜、長さ900㎜の「イノルガ4590」の二つのサイズを展開。
価格（税込）は4枚入1ケースで、イノルガ6060が1万4080円、イノルガ4590は1万5400円。

同社は北海道と関わりが深く、道産広葉樹の天然木フローリングと内装材パネル材を製品化しており、使用した原木の量に見合う苗木を道内で植樹する「ikumori（イクモリ）」プロジェクトを行っている。
問い合わせ先は同社仙台事務所。
電話022（796）6011。