本道の住宅市況 2021年総決算①

下期は急速に悪化 資材欠品と高騰で


【戸建注文】9月以降の受注減が顕著に


建売 地価高騰で土地取得が困難に


2021年の道内の戸建住宅市場を振り返ると、契約件数、契約金額ともに前年より増えた住宅会社が多かったようだ。前年はコロナ禍による展示場の休館や現場見学会の開催延期などによって受注機会が限られたが、今年は接客時のウイルス対策やモデルハウスの完全予約制が日常化し、消費者の住宅取得マインドも好転した。一方、土地不足や建築資材価格の高騰・欠品などによって10月以降の市況は一気に冷え込んだ。

この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。