おぴにおん【住宅産業の視軸】

制度が先行? 中古住宅の長期優良住宅認定

長期優良住宅の認定基準が中古(既存)住宅にも適用されることがほぼ決まった。国土交通省の検討会の第3回会合が12月20日に開かれ、「建築行為なし認定制度」の創設を了承した。

現行の認定制度は新築と増改築の「建築行為」を前提に、建築行為の前に認定を受ける仕組みになっている。そのため中古住宅は一定の性能を有したものであっても、これまで認定を取得することができなかった。

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