大建工業「地球環境ビジョン2050」を策定

2050年までに3つのゼロを目指す

大建工業(大阪市)は10月18日、「DAIKEN地球環境ビジョン2050」を策定した。2050年までに温室効果ガスの排出量実質ゼロ、廃棄物の最終埋立処分量ゼロ、ラワン材の使用ゼロの「3つのゼロ」を目指す。

ビジョンは「”笑顔あふれる未来”のために」。持続可能な社会の実現を目指し、①資源循環の推進―廃棄物の削減、資源の再利用―②気候変動の緩和―カーボンニュートラルの実現―③自然との共生―生物多様性の保全―の3つに取り組む。

長期目標は3つ。①廃棄物の再資源化率100%。カスケード利用を前提に、再資源化を推進。廃棄物の最終埋立処分量ゼロを目指す。②温室効果ガス排出量ネットゼロ。再生可能エネルギー利用や炭素を貯蔵している木質素材・製品を拡大する。③自然環境への負荷低減。ラワン材の使用ゼロや化学物質の適性管理・排出量削減などを目指すという。