2050年カーボンニュートラルを合言葉に、かつてないスピード感で社会の変化が進んでいる。住宅業界にも大きな役割が求められており、25年には住宅の省エネ基準適合が義務化され、遅くとも30年までには省エネ基準がZEH水準まで引き上げられる。さらにZEHを上回る省エネ性能の目標や太陽光発電設備の設置目標など次のステージに向けた議論も続いており、これからの家づくりは常に一次エネルギー消費量の削減を意識したものになっていく。

そのために大きなポイントとなるのは高効率な設備。特に空気や地中の熱を取り込んで少ないエネルギーで暖房や給湯を行うことができるヒートポンプ機器は、一次エネルギー消費量削減に最も効果的なアイテムの一つだ。

寒冷地向けエアコンやヒートポンプ式温水暖房システム、エコキュートなどのヒートポンプ式給湯機で効率よく暖房給湯を行い、暮らしの快適性や安全性を向上させるIHクッキングヒーターも備えた「スマート電化」住宅は、持続可能かつ豊かな暮らしを求めるカーボンニュートラル指向のユーザーにとって外せない選択肢となる。