再エネ省エネ機器導入補助金制度 第2回の募集

札幌市 第1回は応募多数で抽選に

札幌市はこのほど、再エネ省エネ機器導入補助金制度の第2回目の募集を開始した。太陽光発電やエネファームなど、再エネ省エネ機器を導入する市民に費用の一部を補助する制度で、第1回は応募多数のため抽選となった。

対象の商品は以下の通り。中古の機器は対象外となる。

①太陽光発電…補助額は1kWあたり3万円、上限20万9000円。既設または新設の蓄電設備(定置用蓄電池または電気自動車)と接続すること、太陽光モジュールの出力合計が1.5kW以上であることや、発電した電気を全て売電せず少量でも自家消費していることなどが要件。

②定置用蓄電池…補助額は1kWhあたり2万5000円、上限10万円。既設または新設の太陽光発電設備と接続すること、リチウムイオン蓄電池を使用した製品で蓄電池容量が2.0kWhあることなどが要件。

③エネファーム…補助額は定額8万円。要件は燃料電池ユニットと貯湯ユニットで構成される燃料電池システムであること、使用する燃料が都市ガスの場合はマイナス20度、プロパンガスの場合はマイナス15度の環境下でも安定した動作をする耐寒性を備えていることなど。

④地中熱ヒートポンプ…補助額は定額20万円。要件は地中熱をヒートポンプシステムでくみ上げ、冷暖房や給湯用のエネルギーとして利用するシステムであること。

⑤ペレットストーブ…補助額は定額5万円。要件は不燃材で形成された独立した暖房機で、燃焼部が密閉でき、排気ファンや煙突により煙を屋外へ排気できる構造であること。薪を燃料として使用できる製品は対象外となる。

応募方法は「再エネ省エネ機器導入補助金制度パンフレット」内にある申込書を郵送する。募集期間は11月4日(木)まで。応募多数の場合は11月17日(水)に抽選となる。問い合わせ先は同市環境エネルギー課。電話011(700)0699。