道産建築材利用支援事業 第2回募集

道木連 9月24日まで

北海道木材産業協同組合連合会(道木連)は8月6日、道産建築材利用支援事業の2回目の募集を開始した。道産木材を使用して建築物を新築・改築し、道産木材活用宣言を行う事業者を、木材の利用量や種類などに応じて助成する。

4月1日以降に工事に着手し、2022年3月31日までに完成する建築物が対象。
補助要件は①民間の建築物②木材利用量全体の30%以上に道産木材を利用③道産木材が対象となる国の補助を受けていない④内外装工事のみの場合は100㎡以上に道産木材を利用⑤合法木材または森林認証材を使用⑥主要構造部には日本農林規格(JAS)の格付けを受けた含水率20%以下の乾燥材を用いる⑦施主の同意を得る――の7項目。

補助上限は住宅1棟につき100万円、非住宅は200万円で、木材の利用量に補助単価を乗じた金額の合計を交付する。

構造材と造作材の補助単価は、JASの格付けを受けたCLTで1㎥あたり10万3200円。コアドライ木材製品と強度等級E120以上の集成材で1㎥あたり6万3200円。その他の道産材は1㎥あたり2万1200円。内外装材は1㎡あたり1500円となる。

予算額は住宅が8400万円、非住宅が1800万円。応募書類に基づいて道木蓮が審査を行い、交付対象を決定する。道産木材の使用量や使用率、森林認証材や先進技術で加工された構造部材を使っているか、道産材のPRに取り組んでいるかなどの採択基準がある。

第2回の募集期間は9月24日(金)まで。
応募書類は道産木材の情報提供サイト「ウッドプラザ北海道」からダウンロードできる。
問い合わせ先は道木連。電話011(251)0683。