【インサイト】「ほっかいどうの家」今秋開設

施主と工務店のマッチングサイト

広告代理店のインサイト(札幌市)は今秋、施主と住宅会社のマッチングサイト「ほっかいどうの家」を開設する。「施主と作り手のつながり方を、もっとシンプルに、スマートに」をコンセプトに、家を建てたい人が北海道内の工務店やハウスメーカーを探すためのサイトだ。

「ほっかいどうの家」はユーザーの「わかりやすい」を重要視しており、施工事例やモデルハウス、イベントを軸とした情報を提供する。掲載情報を絞ったシンプルなデザインが特徴だ。

完成見学会やイベントのページにはマップやカレンダーから探すことができる機能を搭載。ユーザーが「休みの日に行けるイベント」「近くにあるイベント」など都合に合わせた検索をしやすくなっている。

また、フェイスブック、ツイッター、インスタグラムといったSNSも開設し、最新情報の取得をより便利にする取組みも行う。

住宅会社は月額5万円でイベントや施工事例などを無制限で同サイトに掲載できる。月7万円のプランはモデルハウスも掲載可能。いずれも各社専用の管理画面が用意され、自社で情報を掲載できる仕組みだ。

リアルタイムで更新できるため、最新情報をいち早く公開でき、直近のイベントや突発的なニュースのお知らせも活用しやすい。管理画面で情報を更新するだけで、WebやSNSの公式アカウントで最新情報が公開されるため、より多くの人に見られることが期待できる。

このサイトは石川県を中心に展開する情報サイト「イエタッタ」を参考にしている。地方に特化した住宅ポータルサイトとして、全国各地の地元企業がアレンジしたサイトを開設。富山県や山形県などすでに15エリアで展開している。

同社は開設に合わせて住宅会社向けのキャンペーンも計画している。
問い合わせ先は同社。電話011(233)2222。