タカラスタンダード(大阪市)は、ホーローシステムキッチン「レミュー」の新デザイン扉柄8種類を8月30日(月)に発売する。これまで展開していなかった「マット調」デザイン5種類を追加した。同時に「レミュー」の新規柄3色と同じデザインの扉を洗面化粧台「エリーナ」でも発売する。

鉄のベースにガラス質を焼き付けて作られる素材「ホーロー」は、表面がガラス質でおおわれているため光沢がある。今回、インクジェット印刷のベースとなる釉薬の配合を見直すことで、ユーザーからの要望が多かった「マット仕上げ」のホーローの開発に成功した。また、これまでのインクジェット技術は浴室の壁面や壁パネルなどの平面への印刷のみだったが、新たに印刷システム・印刷データを作り上げることで立体的で大小さまざまなキッチン扉にも応用が可能となった。

新規扉デザインのマット仕上げは木目調の「エルムナチュラル」をはじめ、コンクリート調の「コンクリートダーク」、金属錆調の「ラスティブラウン」、焼き物調の「灰緑(はいみどり)」「白磁(はくじ)」の5種類をラインナップ。光沢仕上げは大理石調の「ブラウンシルク」「マルキーナブラック」「ドラマチックホワイト」の3種類。価格(税別)はI型間口255cm(食洗なし)シンプルプランで76万1000円から。

洗面化粧台「エリーナ」にはマット仕上げの「コンクリートダーク」、光沢仕上げの「マルキーナブラック」「ドラマチックホワイト」の3種類を用意。間口75cmの価格（税別）は20万3000円からとなる。

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