集合住宅の高断熱化を促進するパンフレット

「賃貸住宅の未来トウシ術」札幌市HPで公開

札幌市は7月1日、賃貸集合住宅の高断熱化を普及促進するためのパンフレット「賃貸住宅の未来トウシ術」をホームページで公開した。賃貸住宅オーナーや建設業者向けの内容となっており、賃貸集合住宅を高断熱化することのメリットなどを挙げている。

高断熱性能を備えた賃貸住宅は入居者の「暖かい」「経済的」という満足度を高め、長く住んでもらえるため、安定した経営につながるとアピール。さらに、経年変化しづらく性能を維持できることで資産価値向上も期待できるとし、将来的にメリットが大きい住宅だと説明している。

高断熱住宅のキーワードとして「ZEH」を挙げ、国の高層ZEH-M支援事業を道内で唯一賃貸マンションに活用した、AURA ARCHITECTS(札幌市)山本謙一社長のインタビューなどを掲載。また、高断熱賃貸住宅の新築や改修に活用できる支援制度も紹介している。

パンフレットは札幌市ホームページで公開している。問い合わせ先は同市住宅課。電話011(211)2807。