道産木材利用支援事業の募集開始

道木連 第1回は6月11日まで

北海道木材産業協同組合連合会(道木連)は5月24日、道産建築材利用支援事業の1回目の募集を開始した。

道産木材を使用して建築物(住宅と非住宅)の新築・改築を行う事業者に対して、木材の種類と利用量に応じて助成する。

補助上限は住宅1棟につき100万円、非住宅は200万円。対象となるのは4月1日以降に工事に着手し、2022年3月31日までに完成する建築物で、補助要件は①民間の建築物②施行に必要な木材利用量全体の30%以上に道産木材を利用③道産木材を補助対象とした国費を財源とする補助を受けていない④内外装工事のみを対象とする場合は100㎡以上に道産木材を利用⑤合法木材または森林認証材を使用⑥主要構造部の木材は含水率20%以下⑦施主の同意――の7点。

また、予算が限られているため優先採択事項を設け、合計点の上位のものから採択する。優先採択事項は①道産木材の利用量が多い②道産木材の利用率が高い③木材加工に関する先進技術を活用した構造部材を使用④FSC、SGEC等の森林認証材(道産木材)を使用⑤道産木材のPR効果が高い⑥早期に工事が完了――の6点となる。予算額は住宅が8400万円、非住宅が1800万円。

第1回の募集期間は6月11日(金)まで。応募様式はウッドプラザ北海道ホームページからダウンロード。事業内容についての問い合わせ先は道木連。電話011(251)0683。