HEAT20 設計ガイドブック発売

写真や図解で新たな提案

(一社) 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会(坂本雄三理事長、東京都、略称HEAT20)は、「HEAT20設計ガイドブック2021〜正しい住宅断熱化の作法〜」を5月27日(木)に発売する。

2016年に発売した「HEAT20設計ガイドブック+PLUS」に続き、目指すべき住宅のシナリオや19年に発表したG3水準についての解説、さらに気密性能水準や光環境を考慮した開口部デザインと技術など新たな提案を加え、多くの写真や図解で詳しく紹介している。

同研究会は、全国の6地域でそれぞれ住宅に求められる外皮性能水準をG1〜G3の3段階で提案。脱炭素社会に向けて、中立的な立場から省エネと室内環境性能の質を両立させる住宅の目標像を提唱してきた。

今回の発刊にあたって同研究会は、「HEAT20は20年7月に一般社団法人となり、新たな一歩を踏み出した。これからも純粋な研究機関として新たな提案を続け、実際の建物でその効果を検証し、さらに普及活動に取り組んでいく」と話し、広く賛同者の参加を呼びかけている。

同ガイドブックはB5判で191ページ。価格(税込)は3520円。
建築技術Webショップや書店で購入できる。